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月刊誌『不二』8月 米芾の臨書、行書課題の解説 中本白洲

2015年07月20日 
[未分類][毛筆の書き方]

米芾は北宋の書家,画家。

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米芾は北宋の書家

米芾は北宋の書家,画家。

宋の四大家の一人で、蘇軾(そしよく 1036~1101)

・黄庭堅(こうていけん 1045~1105)

・蔡襄(さいじょう 1012~1067)がいます。

米芾は母が英宗皇后の乳母であったため

貴族社会に育ち、もっぱら詩書画の世界で活躍した。

書においては蔡襄・蘇軾・黄庭堅とともに宋の四大家と称され、

米芾は4人の中で最も書技に精通していたそうです。

下記は今月課題の6文字

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予を引き(席を)並べて

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席を(並べて)而して座る

筆圧の変化、俯仰法(ふぎょうほう)、大小のリズム、

起筆の妙、傾きにによる動的表現の妙

特に

而してふくらみのある線の表現に

こだわって、臨書ください。

俯仰法(ふぎょうほう)とは

左払いなど左に筆を運ぶ場合は筆管を

左に傾けて手の甲を上にし(

、右払いなど右に筆を運ぶ場合は筆管を

右に傾けて掌を上にする()用筆法をいう。

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→の部分を練習して、このような線質を出す練習をしてください。

坐は思い切り小さく

筆脈に注意

縦画の起筆は

蔵筆、もしくは逆筆になるくらい

の気持ちで書いてみましょう

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ここでは書作品に重要な章法(しょうほう)

章法とは

行の構成のしかた、中心のとり方のこと。

また、変化の妙をきわめ、

かつ、全体の統一調和をはかる方法のことです。[

 

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最後に中本が臨書してみました。

 

http://www.shodoukyoushitu.net/

 

2015-7-22-20

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