動画解説・10月号、日本書道教育学会『不二』 中本白洲
2016年09月09日
[中本白洲の書道教室][毛筆の書き方]
月刊競書雑誌『不二』10月号・動画解説
漢・半、5級~1級課題 犀水行書千字文の解説。
①⇒②の順いてご覧ください
①動画解説 石橋犀水 |
②動画解説 「弔民伐罪」の揮毫方法の解説 |
動画解説 をご覧下さい
動画解説しています
日本書道教育学会『不二』一般版10月号
月刊競書雑誌『不二』 漢字半紙(6級~10級)
筆使いの基本(6)

(解 説)
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動画解説(動画解説はこちら)
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— 書道を道として学ぶ手順 —
石橋鯉城先生の解説
O 横線はあくまでも平正に。中肥りの傾向
をもた吋、ふくよかに。
O 剣道の素振りと同じくこの横画の運筆を確
かなものにし、構えを整える。
O 構えとは、坐法に関わって、足の位置、
椅子の腰かけ方、姿勢を言う。
身体の重心は臍下丹田に置く。
いかなる書き方にも対応
できる体勢をとること。
月刊競書雑誌『不二』 漢字半紙(1級~5級)
石橋犀水先生 行書千字文

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動画解説
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石橋鯉城先生の解説
(よ み)
ちょうみんばつざい
(意 味)
民を弔(ぁゎれ)み、罪を伐(ぅ)つたのは
周の武王である。(段の
付王は姐(だっ )己(后 (みさき))の
言葉に惑い、国の政治を混乱させた.
弔 弔と民の書き出しの部分は同じである。「弔」の縦
の画は懸針(針をブラ下げた彩に書くのではなく
軽く止めるようにして抜く垂露の形に書いている。
民 運筆法が大事な字なので、解説頁を参考にされたぃ。
5画の字を4つの呼吸で書く。その練習をすると行
書らしくなる。
伐 人偏に戈(か)法、偏と旁から出来ているので結体法の相
譲相避に留意したい。
罪 は罒アミガシラ。その下に非を同調させる。
月刊競書雑誌『不二』 漢字半紙(五段~準初段)
(読 み)
集字聖教序
王羲之
(遺訓はるかに宣べられ)群生を十地に導く。

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動画解説
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石橋鯉城先生の解説
六字全体の収め方を章法といぅが、文字の大きさ
や、前後のバランスを考えて書き、調和ょくマトメ
ルょぅにしたい。
大 意
仏陀の教えは、経文にょって広く
伝技られて㌻・後々まで苦しみの
世界より人々を救い、遺された戒めに
ょって人々を高い悟りの境地の十地
まで導き上げた。
石橋鯉城先生の解説
(鯉城先生の文字に対する情熱が伝わります)
「群」 には蘭亭叙の姿を、「於」には
米市の方圓庵記のそれが見える。
或は唐の太宗帝の書の面影をも見
ることが出来る。王義之の行書の
偉大なることを感ずる。
導 道と寸の合せ字で、頭大脚小に書く。
書写では有り得ない造型だ。
しんにょうは軽く指法で書き、
手首、指の動きで目を閉していても
書けるようにしておきたい。
運筆は意前筆後で。
群 羊を下に書く書き方、蘭亭叙で
お目にかかって感心した。
生 縦画の下部で腕を上げ鋒先で
滑らかな円を描いて巻く。平仮名の「の
」の巻きに通ず。鋒先の1/8の部分を
使ぅと鋒先はょく働く。
於 方偏は片仮名の「オ」になる。
かなの五首一紙偏は力強く、旁は
穂先で細やかに書いてみょぅ。
十 行書の「十」として実に安定した
書き方である。この「十」を念頭に置き、
一~十迄を行書で書いてみょぅ。
更に応用として住所、氏名を小筆
で書いてみたい。この際小筆の扱いも
知っておこう。
地 楷書と違って柔かい雰囲気が出ていて、
自運作品にも直ちに応用できる。
番地の「地」に使ってみては、どぅだろぅ。
縦画の抜いて書く書き方を覚えておきたい。
第2画目と第5、6
画目に見る。

月 曜日 生涯学習センター 夜 17:30~20:50
高輪区民センター 夜 17:30~20:50
火 曜日 高輪区民センター 夜 17:30~20:50
水 曜日 青山生涯学習館 昼.夜 15:30~20:50
木 曜日 生涯学習センター 夜 17:30~20:50
金 曜日 築地社会教育会館 夜 17:50~20:50
土 曜日 みなとパーク芝浦 昼.夜 15:30~20:50
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